きのこる先生シリーズとは?
ゲーム内で利用価値がなくなりつつある機能や、有効な活用方法が見いだせない要素を紹介し、この先生きのこるにはどうすれば良いかを考えるコーナーです。
今回のテーマ:連合レイド
暗黒四天王が連合ごとに討伐可能になるモードのことです。
同時空内に複数の連合がある場合、四天王は早い者勝ちになってしまいます。
しかし連合レイドであれば、全ての連合および連合未所属のプレイヤーが四天王に参加できます。
連合レイドが作られた理由は、他連合に先を越されて四天王が叩けなかったプレイヤーの意見を反映させたものと思われます。
その試み自体は良かったものの詰めが甘く、課題が残る結果となりました。
問題点
問題点① 多くのプレイヤーがソロ連合による出稼ぎを行う
最弱のリリスでも10万G、一回の時空戦で4回出現するので40万G稼げます。
全ワールドで同じことをやれば最大160万G稼ぐことが可能です。
問題点② Gの過剰供給によりインフレを起こす
連合レイドを何度も行えば、所有Gが1000万を超える人が続出するでしょう。
そうなるとブラックカードなどもオクでMAX入札が当たり前の状況になりかねません。
問題点③ 四天王を一人で倒せる人と倒せない人で格差が広がる
一人で倒せるかどうかで大きな差が生まれるため、戦力不足の人や、忙しくて参加できない人にとって非常に不利です。
解決案
解決案① 四天王イベント前の停戦期間中は、連合作成を不可にする
もし今後また連合レイドを再開する場合は
- 四天王イベント前の停戦期間中は、連合の新規作成を不可にする
- 四天王イベントの告知は、1つ前の時空戦開催中ぐらいのタイミングで行う
以上の措置を行うことで、一人連合の乱立を防ぐことができるでしょう。
解決案② 連合未所属のプレイヤーは四天王への参加を不可にする
解決案①と同時に、連合未所属のプレイヤーは四天王への参加を不可にする必要があります。
どんなに過疎時空でも連合が1個も存在しない時空はないので、一時的にでも連合に加入することで四天王に参加することができます。
早い者勝ち形式はプレイヤーの受けが悪い
話はすこし変わりますが、「援軍招聘キャンペーン」という、過疎時空に時空移動したら城郭や武器など強力なプレゼントが貰えるキャンペーンがありました。
その実態は早い者勝ちで、キャンペーンの恩恵を受けられるのは先着数名だけ。当然批判の声が多く挙がりました。
個人の努力や課金額が一切反映されず、決まった時間にすばやくアクセスできるかどうかが全ての援軍招聘キャンペーンは、ゲーム性もなければ平等でもありません。競争になってるかどうかもかなり怪しい。
再び話は四天王に戻りますが、四天王出現中の本営即復活がまだ実装されていなかった頃、四天王発生の2時間前から敵を攻撃しないという暗黙の了解を守っていたプレイヤーがかなりいました。
たとえ敵チームであっても他人のイベント参加に差し支えがないように配慮するプレイヤーが多い、ということが分かります。
それが良いか悪いかどうかは今は置いておきます。重要なのは、少しでも参加が遅れたらイベントへの参加ができなくなる早い者勝ち形式は、プレイヤーの受けが悪いということです。
問題は早い者勝ち形式であること
四天王イベントの根本的な問題は、早い者勝ち形式であることです。
連合メンバーが集まるまで待って連合軍を組めるなら問題ありません。しかし抜け駆けするプレイヤーが出現すれば、必ず禍根は生まれます。
これは抜け駆けをするプレイヤーが悪いのではなく、仕組みの問題です。
早い者勝ちの仕組みを無くすまではいかなくても、せめてもう少し緩和しないと、四天王イベントへの批判や不公平感をなくすことはできないでしょう。