昔、読書ブログを書いていた
15年くらい前に、読んだ本について感想を書くブログ、いわゆる読書ブログを作ったことがあります。
「ヤプログ」というサービスを利用していましたが、サービス終了に伴いブログも閉鎖されたようです。
とはいえ熱心に記事を書いていたわけではなく、10個くらいしか記事を上げませんでした。文章をまとめる作業が苦痛になってしまい、挫折してしまいました。
ブログを書いている暇があったらもっと本を読みたいという気持ちが大きかったです。
当時の私は、1日最低でも1冊、多い時では4~5冊くらい本を読む生活を送っていました。
とはいっても、数十分で読み終わるような内容がスカスカの自己啓発本などもかなり読んでいたので、そういうので冊数を稼いでいたところがあります。
冊数を競っても何の意味もないですね。
読書をテーマにブログの記事を書くのは非常に手間のかかる作業です。
分厚く読みにくい本であれば、読むのに1ヵ月以上かかることだってあります。
「本を読む」「内容を概略化したり感想をまとめる」「文章化する」それぞれのプロセスに時間がかかってしまうことが、読書ブログを継続することの難しさだと思います。
読書をしたいのか、それともブログを書きたいのか
読書ブログを書くなら、自分がやりたいことは
- 読書をすることなのか
- ブログを書くことなのか
どっちなのか一度考えてみても良いのかなと思います。
自分のしたいことが「読書」なら
ブログより読書が大事な場合、ブログを書くということが「作業」になり、苦痛になることがあると思います。
そういう人はブログにこだわらない方が良いと思います。
例えばnote、twitterなど別のサービスにも手をだしてみて、自分に合っているものを探すのも手だと思います。
一言感想をつぶやくならSNS、しっかり感想を書くならブログのような感じで使いわけることで、どのサービスが自分に合っているのか分かってくると思います。
デジタルにこだわる必要はなく、紙のノートでも良いと思います。
私も本当に大事だと思った箇所は、ノートに書き写しています。
自分のしたいことが「ブログを書くこと」なら
読書よりブログを書くことを重視したい場合は、読書だけでなく、他にも自分が書けそうなブログのテーマを用意した方が良いと思います。
例えばプレイしているゲームのことなど。
読書のことがかけなくなったらゲームのことを書き、ゲームのことが書けなくなったら読書のことを書くといったように、2つ以上の軸を持ったブログなら続けやすく、また個性も生まれると思います。
自分が読書ブログを継続できなかった人間なので、あまりアドバイスめいたことを書いても滑稽なんですけどね。
ブログは記憶を定着させるのには素晴らしいツール
ここまで読書をブログのテーマとすることの難しさについて語りましたが、読書ブログは、読んだ本の内容をちゃんと理解し、記憶に定着させるためには素晴らしいツールだと思います。
ブログに書くつもりで本を読むと、ただ本に没頭するのではなく、常に内容の本筋を意識して読書するようになります。そうでないと、概要をまとめられないからです。