今週のお題「わたし○○部でした」
はてなブログ企画「今週のお題」で「わたし○○部でした」というテーマで記事を書くというお題が出ていたので参加してみます。
私は吹奏楽部でした。
楽器は色々やりました。チューバ、パーカッション、バスクラリネットなど。
その時に人手が足りていないパートに駆り出されれるヘルプ的なポジションだったような気がします。
吹奏楽部に所属した理由は運動全般が苦手だったからです。
美術よりは音楽の方が比較的得意だったので吹奏楽部を選びました。
この楽器、この曲が好きだからという想いがあったわけではありません。
でも土日や夏休みの厳しい練習は苦ではありませんでした。
中学校の時に所属していた吹奏楽部は、挨拶や返事に対して非常に厳しい部活でした。
先生の言うことに対して「はい!」と皆揃って大声で返事をしなければいけませんでした。
メトロノームに合わせて「はい!はい!はい!はい!・・・」と返事の練習をさせられたこともありました。
返事の小さい生徒は、腹筋をさせられました。
返事の大きい生徒も、連帯責任ということで腹筋をさせられました。
結局部員全員で腹筋をするのが日常の光景でした。
高校では、私が所属していたクラスは学業に専念するため部活禁止だった上に、そもそも吹奏楽部自体がありませんでした。
しかし夏の時期になると野球部の試合の応援のために臨時で吹奏楽メンバーが募集されたので、それに参加しました。
大学でも吹奏楽部に入りました。
大学の吹奏楽部でも意外と楽器未経験での入部者が多いことを知りました。
大体3割くらいは未経験での入部だったと思います。
軽音楽部と兼部している人もいました。
大学で部活動に携わった期間は実質2年間くらいでした。
吹奏楽部での活動は充実していましたが、どこか夢中になりきれない自分を感じていました。
練習は嫌いではないし、どちらかと言えば好きでした。そうでなければ空白期間はあったものの中高大と同じ部活を続けることなどできません。
しかし、楽器や曲に愛着が持てないような、常にどこか虚しさも感じていました。
それでも、数多の楽器が音を重ねていく過程を知ることで、完成された曲をただ聞いただけでは絶対に分からなかった複雑な旋律に気づくことができました。
社会人になってから楽器に触れる機会はなくなりましたが、今でも過去に演奏した曲を聞き返しています。