聖剣伝説3(SFC)の思い出
聖剣3はリメイク版の完成度が非常に高いことで話題になりました。
私もリメイクをプレイしてみて、その完成度の高さと、尋常ではない原作へのリスペクト度合いに感動しました。
もちろんSFC版も名作です。
スーファミのゲームで一番好きなゲームを一つ選べと言われたら、聖剣3を選ぶかもしれません。
アンジェラについて
何から語るか迷いますが、まずはアンジェラについて語ります。
6人いる主人公の一人で、魔法攻撃を得意とするのがアンジェラです。
8属性あるうちの6属性(光土風闇火氷)の多様な魔法を覚えるので、敵の弱点を突くことに長けています。
聖剣3の敵キャラには、魔法攻撃や必殺技を喰らうと即座に反撃してくるカウンター持ちがいます。
魔法攻撃を使うアンジェラにとっては非常に相性が悪く、天敵と言える存在です。
アンジェラは魔法使いという職業柄、攻撃力や体力が低く、最序盤の魔法を使えない期間の戦闘が辛いのはもちろんなのですが、せっかく魔法を覚えても敵のカウンターの餌食にされるというかなりの不遇キャラです。
それでも私はアンジェラが好きです。
とにかくたくさん魔法が使えるのが楽しいです。
アンジェラがいない戦闘は、基本的に敵を囲んでタコ殴りにするという絵面になりがちで、戦闘の魅力が半減すると私は思ってます。
ちなみにリメイク版ではバランスが見直され、アンジェラの不遇問題は解消されており、安心して魔法をぶっ放すことができるようになっています。
シャルロットについて
アンジェラの次に思い入れがあるのがシャルロットです。
シャルロットは回復特化キャラです。
聖剣3はザコ敵も強いので頻繁に回復が求められます。
アイテムのインベントリにも限界があるため、仲間3人のうち一人は回復キャラを入れると全滅リスクを大幅に減らせます。
シャルロットが居るか居ないかでゲームの難易度・快適度が大きく変わります。
クラス1の段階から回復魔法を習得できるのはシャルロットのみです。
クラス2になると全体回復が可能になります。
詠唱速度、回復量など全てにおいて、他のキャラとは一線を画す回復性能です。
ビルとベンについて
みんなのトラウマ、ビルとベン。
ボスキャラです。合計2回戦うことになるので印象に残りやすいボスです。
こいつらの必殺技がとても痛い。一撃でHPをごっそりもってかれる上に、連発してくるんです。
ステータスをダウンさせてくる攻撃も行ってくるし、非常に厄介。
こいつらも例に洩れずカウンター持ちです。
私は聖剣3のカウンターシステムにかなり長い間気づくことができなかったため、アンジェラの魔法攻撃を連発していました。
そして何度も全滅を繰り返しました。
ブースカ島で詰んだ思い出
冒険の途中で主人公たちはブースカ島という孤島に漂流します。
ブースカ島はボスが存在しない代わりにマップが広く、島を脱出しない限りこれまで訪れた街などに戻れません。
島の中には村が一箇所あり、アイテムの補充や装備の購入が可能です。
さて、ブースカ島に漂流した時点でレベルがあまりに低かったり、所持金が全然なかった場合どうなるでしょうか?
答えは詰みます。
ザコ敵の攻撃一撃で死ぬ。
お金がないので強い装備が買えない。
弱いザコ敵がいるエリアに戻ってレベリングをすることもできない。
セーブデータもブースカ島で上書きしちゃった。
完全に詰みです。
そこで私が取った作戦は「敵との戦闘から全て逃走し、とにかく島から脱出する」でした。
とにかく敵は無視して進み続ける。
敵の攻撃を食らったら回復、逃走をひたすら繰り返す。
作戦は成功し、回復アイテムのストックが完全に切れた状態で島を脱出することができました。
ボスが存在しないからこそ成功した作戦でした。