いじわる魔女の猫

ゲームのプレイ日記や攻略などを綴ります。

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災害時のペットについて

災害時は人命が最優先

ペットの命を守るためには、まず飼い主が無事でなければいけません。

たとえペットだけが生き残っても、飼い主が助からなければその後面倒を見てくれる人がいるかどうか分からないためです。

自宅にいる時にペットと共に被災したら、まずは自分の身を守ってください。

例えば猫なら人間より俊敏ですし体も小さいので、人間より生きのびる確率が高いです。

身体が大きい人間の方がずっと危険なので、まずは自分の安全を最優先で確保してください。

災害時、ペットのことは後回しにされがち

災害時、行政は人命優先で動きます。

国の方針として「ペットとの同行避難」がありますが、実際の避難所の運営は各自治体に委ねられており、ペット不可の所も多いです。

またペット受け入れ可の避難所でも同じ部屋で過ごせることは稀で、ペットは人と別のスペースに置かれることが多いです。

最優先で運ばれるのは人間用の救援物資のため、ペットの物資がいつ手元に届くのかは分かりません。

ペットについても十分な備蓄が必要です。

自宅避難するか、同行避難するか、ペットを置いて避難するか

  1. 自宅避難する
  2. ペットを連れて同行避難する
  3. ペットを置いて避難する

優先順位は1>2>3の順です。

自宅避難ができず避難所に行く場合、ペットと一緒に同行避難するのが原則です。

意外かもしれませんが、3番の「ペットを置いて避難する」は最終手段になります。

「すぐに戻れるだろう」とペットを置いて行くと、自宅のある地域が警戒区域に指定されたりして戻れなくなる恐れがあるためです。

しかし隠れてしまった猫がどこにいるか分からなかったり、興奮してキャリーに入れられないなどの理由で同行避難が不可能なときに危険が迫ってきたら、とりあえず人間だけで避難するしかありません。

やむを得ずペットを置いて避難する時は、当分戻れない可能性を考え、エサと水をなるべく多く置いておきます。

日持ちするドライフードがあると良いです。

モノより大事なのは想像力

災害に備えるといっても具体的に何をすればいいか分からず、とりあえず水を備蓄しておこうみたいになりがちです。

外出先で災害にあった時や、災害時にペットが家から逃げてしまった時など、色んなケースを想定し、可能な範囲で備えておくことが大事です。

災害時は「人の水もないのペットに飲ませるのか?」などと嫌味を言われたりします。

行政に頼る気持ちは捨て、飼い主自身が備える必要があります。

参考

  • 猫びより編集部 編集「猫と一緒に生き残る防災book」