文章にして吐き出すとストレスが軽減される
私がブログを書くようになったきっかけはこのブログのタイトルを見れば分かる通り、時空覇王伝というゲームの情報発信をしたかったからです。
元々、時空覇王伝wikiの編集作業をしていましたが、wikiに書くのにあまり適さない内容、例えば英雄の使用感とか時空戦の感想とかも書きたくなり、ブログを作成しました。
自分が思ったことや伝えたいことを文章にして他の人に読んでもらうと承認欲求が満たされます。
たとえ内容が愚痴だったりネガティブな内容だとしても、日記とかに気持ちを書き綴るだけでストレスが軽減されるそうです。
だからみんなブログ書こうぜ!・・・と言いたいところですが、そう簡単に皆がブログを始められたら苦労はしません。
日常的にブログを書いている人は実際のところ相当少ないでしょう。
なぜ多くの人はブログを書かないか?なぜ文章を書かないか?
その理由はいくつかあると思います。
- そもそも文章を書くことが嫌い
- 面倒くさい、時間がない、ブログを書きたいと思わない
- 書きたいとは思ってるけど自信がなくて書けない
1番のタイプの人はブログを書くことに向いていません。そもそもそういう人は他人のブログもあんまり読まないと思います。文章を書くことが嫌いな人にブログを書けといったら拷問になってしまいます。
2番のタイプの人はきっかけさえあれば始められる人です。試しに始めてみると意外とハマるかもしれませんよ?
3番のタイプの人には、背中を押したいです。不特定多数の人に読まれる時代なので、笑われたり批判されたりしないか不安になる気持ちは分かります。このタイプの人にオススメなのが、川崎昌平著『書くための勇気 「見方」が変わる文章術』という本です。
正直かなり人を選ぶ本で、レビュー内容もお世辞にも良いとは言えません。
万人にはオススメできませんが「書きたい気持ちはあるのに勇気がなくて思うように書けない」という人には刺さる本です。
文章の読み手を明瞭に想定して書く
ブログを書く時は「不特定多数の読者」に向けて書こうとするのではなく、具体的な特定の誰かに向けて書くようにした方が書きやすいです。
私の場合、時空覇王伝のブログですので、多くの場合覇王伝プレイヤーに向けて書いています(今回の記事のように、ゲームのプレイヤー以外の読み手のことも想定して記事を書くこともあります)。
Aさんの具体的なキャラクターを軸として、Aさんの考えとは対立する意見を導き出したり、Aさんならではの特徴を活かした気付きを見いだしたり、あるいはAさんが見落とすかもしれない着眼点を洗い出したり、さまざまな方向へ文章を伸長させれば、当たり障りのない言葉や、杓子定規な文章を避けやすくなります。
川崎昌平著『書くための勇気 「見方」が変わる文章術』より
どういう目的でブログを書くかによっても文章の書き方は変わってくると思います。
- 説得力のある文章や、読み手が行動を起こしたくなるような文章を書きたい
- 遊んだゲームや読んだ本などについて、ブログという形で誰かと共有したい
- 今この瞬間抱いた感情や感想を記録しておきたい
説得力のある文章を書くためには推敲が欠かせません。時にはレトリック(文章の技法)を使用することも必要になるかもしれません。
SNSに短い文をつぶやくことと、ブログにまとまった文章を書き綴ることは全くの別物です。
ブログをSNSの延長と捉え、長い文章が書けるSNSとしてブログを活用することが悪いというわけではありません。
しかし感情にまかせて単なる感想や悪口を書き殴るだけでは、価値を読み手に伝え、相手を動かすことはできません。
どちらが良い悪いではなく、何を目的としてブログを書くかです。
あまり固く考えず、思ったことをありのままに綴る方が書きやすいというタイプの人もいるでしょう(そういう人の方が多数派かもしれません)。
逆に自由度が高すぎるとかえって書けなくなるタイプの人は、ブログのテーマや読者層を絞ったり、レトリックを軽く学んだ方が文章を書きやすくなると思います。