ミンサガ(PS2版)の思い出
昔プレイしたミンサガ(PS2版)の思い出です。リマスターはプレイしていません。
かなり癖が強くて人を選ぶゲームです。
面白いと感じる瞬間もあったけど、苦痛に感じる場面もかなり多かったです。
でもクソゲーか否かと問われたら、絶対にクソゲーじゃないと断言できます。
良かった点その1:戦闘の爽快感、緊張感
戦闘は派手だしテンポも良いです。
戦闘を重ねて味方が強くなるにつれて敵も連動して強くなるシステムなので、常にギリギリの戦いを楽しめます。
敵の攻撃一発で倒れたりすることもある一方で、大技を閃いてからの連携で逆転勝利することもあったりと、手に汗を握る戦闘が多かったです。
良かった点その2:BGM
BGMは本当に素晴らしいです。
悪かった点その1:移動速度が遅い(※リマスターで解決)
敵シンボルが異様にすばやく動くのに対して、操作キャラクターの移動速度が遅過ぎます。
これが非常にストレスで、最後まで慣れることができませんでした。
悪かった点その2:会話が飛ばせない(※リマスターで解決)
始終退屈なストーリー。しかもフルボイスでスキップできないセリフが多い。
周回プレイ前提なのに飛ばせないのは苦痛でしかありません。
悪かった点その3:キャラデザ
過去のサガシリーズをプレイしていないので元のデザインを知らないのですが、ミンサガのキャラデザが良いとは思えませんでした。
キャラデザさえマシだったら愛着が持てたのにってキャラが多すぎます。
悪かった点その4:ゲームシステムが独特過ぎる
これは私にも非がありますが、シンプルで分かりやすいゲームをプレイしたかったならサガシリーズに手を出すべきではありませんでした。
アルティマニアという辞書みたいな分厚さの攻略本を買ってようやくシステムが理解できました。
悪かった点その5:宝箱のレアアイテムのドロップ率の調整ミス(※リマスターで解決)
最高クラスの装備が普通にプレイしていると絶対に入手不可能でした。
攻略本を読んでがっかりしました。
総評
マゾゲーです。
主人公が8人いるので8周したかったのですが、5人目でギブアップしました。
せめて移動速度の問題さえ解決したなら人に勧められるゲームだったのに・・・と思ったら、リマスターで倍速モードが実装されたんですね。
ただし移動速度の問題が解決しても、他にもマゾい要素はいっぱいあります。
システムを理解しないとジュエルがすごく稼ぎにくいとか(私はひたすらジャンプを繰り返して1ジュエルずつ稼いでました)、攻略見ないとシルバーを仲間にするのが困難だとか、グレイの刀鍛えるためにひたすら素振りするとか、バルハルマラソンとか。
やりこみ要素がたくさんあるとも言えますが。
ものすごく人を選ぶけど、ハマる人にはドハマリする、そんなゲームです。